コラム 愛することについて
現在審議中の教育基本法改正案は、秋以降に先送りされる見通しとなった。この改正案の焦点は、政府案として出された
「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度」という文言にある。
一方、民主党は、愛国心を前文に書き込むという対案を出した。仄聞するところによると、民主党は教員をはじめとする組合対策と国民受けをねらうため、条文と違い、拘束力がない前文に愛国心を盛り込むことによって、双方に顔が立つ・・・だそうである・・・真偽は定かではない。
゛お叱りを覚悟して一言゛
『愛する』という語彙。なんだか照れくささと、あいまいさを感じる。愛するという言葉はよく耳にするがなかなか口にしたことがない。それは私だけのことでしょうか。
もともとは漢語であり、すでに万葉集でも使われている。ただし夫から妻へ、親から子へ、つまり上から下・・・ これはあくまで当時のことであり、我が家ではさにあらず ・・・ への思いを表す言葉であったそうである。だから『愛妻』『愛児』『愛車』はあっても『愛母』『愛夫』はない。
これが明治期になって、 啓蒙家が西洋化を進めるにあたって、 書物を訳すために新造漢語として“LOVE”を“愛”と訳したためだという。
違和感はそのためであろうか? いやそうではない!
普段ほとんど口しない言葉だからであろう。まずは゛我が家゛゛我妻゛へと愛する態度を示してゆこう!
・・・これ、家庭円満の秘訣
注) あまりに態度が急変すると、
かえって疑念を招く恐れあり・・・by妻
