講演会 大森彌 東大名誉教授

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 東京都議会政策委員会 

『自治体議会議員の新たな法的位置づけ』 講師 大森彌 東大名誉教授
都議会議長の主宰する勉強会が6月26日に開かれた。

都道府県議会制度研究会座長でもある、大森彌先生を講師にお招きしての勉強会に参加した。

大森先生は。行政学・地方自治の泰斗である。地方の時代、地方分権が言われて久しいが、こうした時代を迎えるにあたって、地方議会のあり方や機能強化が社会の要請として求められている。そして議会の役割や、権能について、私たちの思い込みによって、矮小されていることについても、先生から指摘がなされた。以下先生の著書を参考に講演の要旨をまとめた。

○議会はこれまで、首長・執行機関の提案する議案を追認する機関としてきたが、今後は自ら政策形成機能の充実が必要となってくる。

 

○わが国では、住民が、首長と議会を直接選挙で選ぶ、二元代表制をとっているが、実態としてその機能と権能を果たしておらず、アンバランスとなっている。そして、首長や執行機関は、議会が企画・立案した政策を執行することを前提としていない。

○議会として、政策の企画・立案機能を充実するには、議会の付属機関のスタッフの充実と、議会立による、審議会や公聴会・専門家会議の設置も必要になってくる。(これまでの、諮問組織は執行機関によって設置されることを前提としている)

○議員の身分について、常勤・非常勤という区別とは別に、『公選職』新たな概念で、政策・政治活動に取り組むべき。
要点をまとめると以上の内容であった。私たちにとって厳しい指摘もあったが、本来議会が果たすべき役割と、今後求められていく機能について、実態に即した提言であった。
そしてまた、議会の政治的な役割りも踏まえ、机上論でない説得力のある講演を拝聴できました。
 

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このページは、sakiyama-cが2007年7月 4日 14:58に書いたブログ記事です。

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