本会議質問 報告 ⑤ 荒川の防災都市づくりについて
東京都地域防災計画は、阪神淡路大震災の教訓を受け改訂して以来9年ぶりの改訂となった。今回の見なおしの特徴は、住宅の倒壊による死者の数を数値目標を立てて半減させるなど、減災といったカテゴリーも盛り込まれた。また、近年多発している局所的な集中豪雨対策、風水害編も新たに加えられた。
荒川区に目を転じると、区内のほぼ全域が、防災危険度の高い地域となっている。木造密集地域整備事業や都市防災不燃化促進事業などの防災都市づくりが縦横に図られている。尾久地域では昨年をもって防災生活圏促進事業が完了した。事業エリアの外周の幹線道路の整備は一定の成果が上がっている。次なる課題は内側部分(あんこ)の、ミニ延焼遮断帯の整備が必要となってくる。生活道路の幅員6m程度を確保するとによって、建替え促進、歩行者・自転車・自動車がゆったりと往来でき、より快適となります。これは尾久地域だけに限らず、区内全地域を対象として進めていくべきです。
ミニ延焼遮断帯
延焼の危険性が高い地域において、延焼を防ぐとともに、避難経路となる空間(ミニ延焼遮断帯)をつくっていきます。道路空間の確保と沿道の不燃化につながる建替えの促進が期待できる。
