昭和57年に、踏み切り遮断による交通渋滞解消のため補助108号線、通称コツ通りの貨物線歩道橋が整備された。
歩行者は歩道橋、そして自動車用のトンネルが開通した。しかしトンネルと歩道のアクセスでは地域を遮断するという理由で折りある度に、地元からは踏み切り再開の要望が区やJRに対し提出されてきた。
私もわが党の地元区議や住民の皆さんと、1年以上にわたって勉強会や、歩道橋の設置者である東京都との折衝を重ねてきた。
そして地域の利便性の向上には横断歩道橋の改修が必要との結論に達し、3月の荒川区議会本会議で、駅前歩道橋バリアフリー化の請願が採択された。区の意思決定を受け、4月には東京都宛に要望書を提出する予定となっている。
東京都の横断歩道橋は、昭和37年から整備が始まり、現在では651橋となっている。そして、その多くが昭和期に整備され、当時の発想では障害者や高齢者が通行することを前提としていなかった。南千住駅前歩道橋についてもスロープとは名ばかりで、あの急な傾斜では利用は困難である。
東京都ではエレベーターが設置されている歩道橋は5箇所となっている。
南千住駅前歩道橋は、近くに横断歩道は無く、つくばエクスプレスの開業によって、山谷地域からの利用者も増加傾向にある。今回都内で6番目のエレベーター設置に向け、都に強く求めていく所存。 ~平成19年都議会決算特別委員会質疑より~
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