都立霊園の新たな取り組み
都議会本会議場で、はじめての質問は都立霊園問題。
今後の霊園のあり方について都の見解を質した。
そしていよいよこの度『新たな墓所の供給と管理について』の答申がまとまった。
小区画修景墓地
都政モニターのアンケートでは、約4割の都民が墓を持っていないと答えている。
こうした中で、都立霊園の応募状況を見ると、多磨霊園では1ヶ所350万円の墓所の応募倍率が4.7倍なのに対し、100万円の墓所は16.3倍で、面積は小さくても低廉な墓地の需要が高いことがうかがえる。
また、都内の墓所の需給状況をみると、供給は年間6千基程度と推計され、これに対し需要は年間約2万基で、今後さらに増大し、20年後には3万基程度になると見込まれている。需給の不均衡や、経済的な理由から多くの都民が東京都以外の首都圏の民間霊園を求めたり、遺骨を自宅で保管している状況にある。
都では平成5年に合葬式をはじめとする集合墓地を供給してきたが、価格が低廉であることもあり、都民に受け入れられている。また自然に還りたいとする志向も高まり、樹林墓地や樹木墓地など、新たな墓所の供給への取り組む必要がある。

樹林墓地

樹木墓地
