今朝の新聞から 

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日経新聞夕刊の「あすへの話題」は、投稿者の個性あふれる筆致が好きで、欠かさず目を通すことにしています。

逆に朝刊のコラム「春秋」は、あまり縁が無かったのですが、今朝はなぜか目に留まりました。

 

コラムの内容は、死にたいという妻を殺害して、夫が自首してきた相模原の事件のことです。ところが、その妻も5年前、ALS(筋萎縮性側牽硬化症)の息子の延命スイッチを切り、自らも後を追って命を絶とうとしたらしいのです。しかし夫に救われ、執行猶予の判決を受けました。その後、妻はうつ病に悩まされ、死にたいという妻の思いに夫が応えた結果の殺人だったのです。

何と痛ましいこと。

政治の現場に身を置く私としては、いたたまれない事件です。

 

この事件の前に、亀井金融相からも次のような発言がありました。

「日本の家族内殺人が増えたのは大企業が日本型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」と。

この発言は波紋を呼びましたが、中らずといえども、親族殺人や家庭内暴力(DV)、

また、失業率の増加による自殺者増など、社会全体が不安定な状況にあります。

 

作家の五木寛之氏は、「人間の覚悟」で戦後50年、日本は躁状態で走り続け、これから下り坂の鬱の時代を迎えるといいます。

「それを登山にたとえれば、登りは頂上を見ることだけにとらわれて、周りの景色などよく見ていない。むしろ下り坂が登山の醍醐味」だと書いています。

 

下り坂の思想で目指したのがまさに東京オリンピック招致です。

 

誠に残念ながら10月2日のIOC総会で2016年、東京五輪招致は落選となりました。

前回は、戦後復興の象徴として1964年に東京五輪が開催されました。

右肩上がりの時代、当たり前に日本橋の真上に首都高をつくりコンクリートを積み上げてきました。

アジアでは、これまで東京に引き続き、ソウル、そして北京の3都市で開催されました。

どちらも経済成長のシンボルと位置づけて開催されてきました。

今回の招致コンセプトは、環境と成熟した東京の都市づくり梃子になればと期待していたのですが残念でした。

 

タイトルからずいぶんとあちらこちらに脱線しましたが。

これからの政治に求められるキーワードは『安心』そして『不安の解消』です。

鳩山政権発足から1ヶ月経過しましたが、国政においては、政権与党側の一方的な報道ばかりで、いまだに本来の場である国会での論戦がなされていません。自民党は心機一転、健全な野党として堂々たる議論をなすと確信しています。

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このページは、sakiyama-cが2009年10月15日 23:56に書いたブログ記事です。

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